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急激に普及し続ける「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名インビザライン 完成物薬機法対象外)」による矯正治療の
落とし穴

先ほど述べた⻭科医院側にとってメリットであるはずの「治療計画(シミュレーション)」 には、大きな落とし穴があります。

コスタリカにある「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名インビザライン 完成物薬機法対象外)」の工場は、過去の膨大なデータを元に患者さんの特徴を分析し、「このようなお口の中の条件の人は、過去のデータから推測するとこのように⻭が移動する」という一定のパターンの中から装置を設計しています。

ただし、この設計はあくまでも過去の症例から生み出したパターン。
目の前のあなたに合わせたカスタマイズはしていません。

最初のうちは工場側で立てた治療計画に沿って治療は進んで行きますが、当初に設計した治療 計画通りにいかないケースも出てきます。

その時に微調整を繰り返し、その都度カスタマイズして軌道修正し、正しいゴールへ導く必要があるのです。この「軌道修正」をいかに行うかが、最終的な仕上がりに大きな差を生む分かれ道となります。


⻭科医師でないと分かりにくいところですが、ここには大きな違いがあります。
矯正治療は、軌道から外れたら加速度的にゴールから離れていきます。だからこそ、目の前にいるあなたに合わせた細かい軌道修正が必須です。