COLUMN

歯列矯正の基礎知識コラム

電卓と家計費のイラスト

歯科矯正を行うかどうか悩まれている方の、いまいち踏ん切りがつかない理由に挙げられるものの一つとして「金額」があります。
歯科矯正は、決して安くはありません。しかし、それに見合うだけの価値があります。
もし、歯科矯正を行いたいけれど支払いが…と悩まれているのなら、ローンや分割払いなどを選択肢に入れられてはいかがでしょうか?
医院ごとに可能な支払い方法は異なります。ここでは、当院の支払い方法をご紹介していきます。

【目次】
1、分割払いやデンタルローンで無理のない歯科矯正を
 ・金利ゼロ!当院の分割払い
 ・デンタルローン
2、審査を通過する最低条件
3、デンタルローン: 学生さんや専業主婦(夫)の方、パート・アルバイトの方は審査が通りにくい?

分割払いやデンタルローンで無理のない歯科矯正を

歯の治療は、「保険診療」と「自費診療」の二種類に分けられています。

保険診療は、虫歯や神経の治療、悪くなった歯を抜くなど、基本的に「病気を治す」処置がそれにあたります。健康保険に加入していれば治療費の大部分を国が負担してくれるので、患者様が窓口で支払う金額は、実際の治療費の一部(2〜3割程度)です。

一方自費診療とは、たとえば歯を白くするためのホワイトニングや銀歯をセラミックに変えるというような、審美面の向上や上質な材料の使用など保険診療では認められていない治療全般を指します。

歯科矯正は自費診療です。自費診療の金額設定は医院ごとで異なり、かかる治療費は全てご自身で支払う必要があります。
そのため、いざ歯科矯正を行おうにも、金銭面に不安を感じられる方は少なくありません。
患者様のそんな不安を少しでも解消できるように、当院では複数のお支払い方法をご用意しております。

金利ゼロ!当院の分割払い

頭金は必要ですが、金利が発生しません。そのため、支払い総額を抑えることができます。
最大2年までの分割払いを選択できます。

【例】
・小学3年生( インビザライン・ファースト)
▶ 頭金20万円
▶ 月々9,667円×24回(分割手数料なしプラン)

・21歳女性(インビザライン )
▶ 頭金20万円
▶ 月々27,000円×24回(分割手数料なしプラン)

学生さんや専業主婦の方も利用可能

デンタルローンの場合、「一定以上の収入があること」が条件となるため、学生の方や主婦の方は連帯保証人が必要になるケースがあります。(ローン会社によって審査の基準は異なるので、学生や主婦の方であっても、パートやアルバイトで一定の収入がある場合には審査が通るケースもあります。)

対して、当院オリジナルの分割払いは医院で分割払いをしていただく方法なので、そうした審査はありません。学生さんや専業主婦の方も利用しやすい支払い方法といえますが、未成年者や学生さんの場合、保護者の方の署名が必要となります。

デンタルローン

当院は、最大で84回(7年)の分割払いが可能なデンタル医療専用ローン(アプラス)を取り扱っております。月々の支払い金額を少なく済ませたい方が、よくご利用されています。

費用について、詳しくはこちらから

デンタルローンとは歯科治療費専用のローンで、歯科医院と提携している信販会社が患者様に代わって歯科医院に治療費を立替払いし、患者様は信販会社に決められた額の金額を毎月支払っていきます。

クレジットカードやカードローンでも立替払いはできますが、以下のような違いがあります。

▶ デンタルローン、カードローン、クレジットカードの違い(比較表)


クレジットカード デンタルローン(歯科治療専門のローン) カードローン(個人向け融資サービス)
使用目的 自由 歯科治療のみ 自由
追加借入 ×
年金利 分割払いの場合
15.0%程度
3~5% 1年以上の分割払いの場合
10%~18.0%
借入可能額 利用限度額は、
カードのクラス
や利用履歴による
最高500万円 最大900万円
融資までに
必要な時間
最短翌日長い場合は1~2週間 最短即日

支払い回数を少なくしたり、ボーナス返済額をプラスすることで、金利を抑えることができます。とはいえ、デンタルローンでは、クレジットカードで同じ回数の分割払いを選んだ場合、金利が半額以下とかなり抑えられるので、支払い手段の一つとして検討してもよいでしょう。

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審査を通過する最低条件

最近ではデンタルローンの利用を検討される方が増えていますが、残念ながらどなたでも利用可能なわけではありません。ローンを組むには、審査を通過する必要があります。

審査通過の最低条件として、

  • 安定した収入があること
  • 他社からの借入が多くないこと
  • 過去に金融事故を起こしていないこと

などが挙げられます。

安定した収入とは年収250万円以上が目安ともされていますが、数字だけではなく、勤続年数が一年以上など「安定した収入が得られる状態かどうか」という部分も審査対象になるようです。年収が250万円に満たなくても、借入希望金額によっては、上場企業に務めていたり勤続年数が長かったりすることで審査が通るケースもあります。

また、他社からの借入が多いと返済困難であるとみなされてしまったり、過去に組んだローンでトラブルがあると信用情報から返済能力がないと判断されてしまったりすることがあります。「無理なく返済可能かどうか」という部分が重視されるようです。

しかし、これらの情報はあくまでも目安です。条件を満たしていなくても審査に通る可能性はあり、また、その逆もあります。審査基準は公開されていないため、「これなら絶対大丈夫」と明言できるわけではありません。
大前提として言えることは、「書類の虚偽記載をしないこと」です。特に勤務先に関する虚偽は必ず発覚します。見つかると不正申し込みとみなされ、その時の審査が通らないだけではなく、その後二度と申請できなくなることもありますのでお気をつけください。

いかがでしたでしょうか。治療費のお支払い方法には、いくつか選択肢があります。ご自身に合った方法をお選びいただくことで、お支払いに関してのご不安を解消できるかもしれません。一括払いは不安……と思われる方は、ぜひ一度ご相談ください。

デンタルローン: 学生さんや専業主婦(夫)の方、パート・アルバイトの方は審査が通りにくい?

デンタルローンはカードローンやクレジットカードに比べて審査が厳しいと言われています。「安定した収入がある」ことが条件であるために、非正規雇用で継続性が乏しいパートやアルバイト、無収入の学生や専業主婦(夫)では審査に通りづらいといった状況があります。
また、デンタルローンの契約条件は「20歳以上」と指定されているため、19才以下は契約できません。
もし、ご自身が学生や専業主婦(夫)、パート・アルバイトなどでデンタルローンを組みたい場合には、安定した収入のある保護者やパートナーの名義で契約する方が確実といえます。

いかがでしたでしょうか。治療費のお支払い方法には、いくつか選択肢があります。ご自身に合った方法をお選びいただくことで、お支払いに関してのご不安を解消できるかもしれません。一括払いは不安……と思われる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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