COLUMN

歯列矯正の基礎知識コラム

【監修:増岡尚哉】


約3年間続いたマスク生活がついに終わります。マスクが外れることで気になるのが”歯並び”。脱マスク後にもおすすめの矯正方法がインビザラインです。装置も目立たず、今からでも遅くありません!本記事ではインビザラインをおすすめする理由をお伝えします。

【目次】
1、2023年3月13日からマスクが解禁に!歯並びが気になる人増加中
2、気になる歯並びの症状
3、矯正を開始するなら「今」がおすすめ
4、脱マスク後にもインビザラインをおすすめする理由
  ・矯正器具が目立たない
  ・ワイヤーに比べて違和感や痛みが少ない
  ・食事中に外せる
  ・発音に影響しづらい
  ・矯正器具が口を傷つけることがない
  ・部分矯正なら最短半年で治療可能
5、さまざまな相談方法をご用意

2023年3月13日からマスクが解禁に!歯並びが気になる人増加中

新型コロナウイルスの流行により始まった約3年にも及ぶマスク生活。

2023年3月13日からマスク着用義務が解除されます。マスクが外れることで気になるのが口元、特に歯並びです。

”マスク生活における意識調査”を行った結果では、

  • マスクを外して口元を見られることに”54.5%”の人が心理的な抵抗を感じている。
  • ”心理的な抵抗を感じる”と回答した方の約2割が”歯並びが気になるから”と回答。
  • マスク生活により4割以上が”コロナ禍以前よりも口元が気になるようになった”と回答。
  • 他人の口元で特に気になる部分の第一位は、”歯並び”が46.3%と約半数近かった。

意識調査の結果から分かるように、脱マスクで口元をさらけ出すことにより歯並びが気になる人が増えていることがわかります。

気になる歯並びの症状

【上顎前突】
”出っ歯”の事。上顎の歯が下顎の歯より(4〜5㎜)大きく前方に突き出している状態。
▷口が閉じにくいため、口腔内が乾燥しやすく虫歯のリスクを高める。

【下顎前突】
”受け口”のこと。下顎の歯が上顎の歯より大きく前方に出ている状態。
▷奥歯に負担がかかりやすく、将来歯を失うリスク・顎関節症のリスクが高まる。

【開咬】
奥歯をかみ合わせた時に、上下の前歯がかみ合っていない状態。
▷食べ物がうまく噛みきれなかったり、顎関節症のリスクが高まる。

【過蓋咬合】
奥歯で噛んだ時、上顎前歯によって下顎前歯が覆われてしまう深いかみ合わせのこと。
▷上顎前歯の裏側の歯茎を噛んでしまうリスク。

【交叉咬合】
上下の奥歯が横にズレて、前歯の中心が合わない状態のこと。
▷咀嚼・嚥下が困難になる場合がある。

【切端咬合】
奥歯をかみ合わせた時、上下の前歯が先端同士でかみ合う状態。
▷歯が擦り減ってしまうリスクがある。

【叢生】
”乱ぐい歯”のこと。前後に歯が重なりデコボコしている状態。
▷歯ブラシが当たりにくいため、歯周病・虫歯のリスクが高まる。

【八重歯】
前から3番目の歯・犬歯が歯列から大きく外れて生えている状態。
▷歯ブラシが当たりにくいため、歯周病・虫歯のリスクが高まる。口唇を傷つける。

【空隙歯列】
”すきっ歯”の事。歯と歯の間に隙間ができてしまっている歯並びの状態。
▷見た目に影響を与える。隙間が広いことで汚れが溜まりやすくなる。

矯正を開始するなら「今」がおすすめ

2023年3月13日からマスク着用義務が解除されますが、とある調査では”マスクを外す”と答えた方はわずか10%にとどまりました。マスク着用を続ける方が大半を占めるということです。そのため、矯正治療を開始するなら”今”がおすすめです。

軽い歯列不正であれば最短半年で治療が完了します。

また、インビザライン矯正であればマウスピースが透明で目立ちにくく、脱マスク後であっても周囲に気づかれることなく治療を続けることが出来ます。

無料カウンセリング予約

脱マスク後にもインビザラインをおすすめする理由

脱マスク後は装置の目立たないインビザライン矯正がおすすめです。インビザライン矯正をすすめる6つの理由をご紹介します。

矯正器具が目立たない

歌手の藤井風さんは2021年の紅白歌合戦にインビザラインを装着して出演されていますが、全く気づかれることなくステージを終えられています。”矯正器具が目立たない”ということを表している一例です。

藤井風さんのように、芸能人の方でもインビザラインを使用中の方は多くいらっしゃいます。

脱マスク後も矯正していることが周囲にバレたくないという方により適した矯正治療といえます。

ワイヤーに比べて違和感や痛みが少ない

ワイヤー矯正では、使用するワイヤーが唇や頬粘膜に当たり口内炎などの口内トラブルによる痛みが発生しますが、ポリウレタン製のソフトな材質を使用するインビザラインでは、口内トラブルによる痛みを心配する必要もなくワイヤーを使用しないので違和感も少ないです。

また、マウスピース1枚で歯を動かせる量が最大0.25㎜に制限されているため移動に伴う痛みを感じることが少ないです。

食事中に外せる

ワイヤー矯正では以下の食事内容を避ける必要があります。

  • 粘着性の高い食べ物(ガム・キャラメル等)
  • 着色する食べ物(カレー・ワイン等)
  • 装置に挟まる可能性の高い食べ物(繊維質な野菜)
  • 硬い食べ物(せんべい・ステーキ等)

インビザラインは食事中に外すことができるので、食事制限なく好きなものを食べることができますし飲み物の制限もありません。

ストレスなく飲食することが可能です。

発音に影響しづらい

ワイヤー矯正では金属の装置が舌や頬粘膜にこすれてしまうため、しゃべりにくくなったり発音に影響してしまいます。

インビザラインで使用するマウスピースは薄く表面も滑らかなので発音を邪魔する心配はありません。他の矯正治療と比較しても発音への影響はかなり小さいといわれています。

矯正器具が口を傷つけることがない

ワイヤー矯正は金属製、インビザラインではプラスチックを使用しています。インビザラインで使用するマウスピースは、ワイヤー矯正のように金属の装置が舌や頬粘膜にこすれて口内を傷つけるということがありません。

また、プラスチック製なので装着したまま野球やサッカーなどのスポーツを行うことも可能であり行動制限もありません。

部分矯正なら最短半年で治療可能

マウスピース1枚で歯を動かせる量が最大0.25㎜、1週間〜10日で交換をするので半年で約5cm程度歯を動かすことが可能です。”前歯だけ”、”一部のすきっ歯だけ”などの部分矯正であれば半年で治療を完了させることも可能な場合もあります。

  • 前歯だけの叢生
  • 軽度の上顎前突
  • すきっ歯

などは半年で治療が完了させられる可能性が高いといえます。

さまざまな相談方法をご用意

当院では、様々な相談方法をご用意しております。

①オンライン診療
遠方の方など、ご来院が難しい方にはビデオチャットを利用したインターネット上で行うオンライン診療をおこなっております。移動時間がなく場所も選ばず”すぐに”相談をお受けすることが可能になっております。

②無料初診カウンセリング
・口腔内診察・写真撮影
・iTero:簡単なシミュレーションを作成し、治療後のイメージをご覧いただきます。
(※iTeroとはインビザライン専用口腔内スキャナーのことです。)

以上のことを無料カウンセリングで実施しております。

③メール相談
無料メール相談フォームより矯正治療に関するご質問。ご相談について無料メール相談を受け付けております。

このメール相談は、矯正治療をお考えの方に少しでもお力になれればとの思いで始めさせていただきました。そのため、必要に応じて当院へ通院可能な方のみのご利用に限らせていただいております。

④LINE相談
当院はLINE公式アカウントを開設しております。LINE相談は矯正治療の無料相談・無料カウンセリングのご予約をお受けしております。また、矯正治療中の疑問・質問などのお問い合わせも可能です。

ご自身に合った相談方法をご利用いただきご希望や心配点・疑問点などお聞かせ下さい。

それではあなたからのご相談をお待ちしております。

関連記事:
インビザライン矯正とは?

無料カウンセリング予約