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MA矯正歯科ドクターブログ

こんにちは、東京日本橋エムアンドアソシエイツ矯正歯科の増岡です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト 薬機法対象外)は2019年3月に日本で販売が開始された小学生のお子様向けの製品です。当院では日本での発売開始に先駆けて開発段階の2017年より治療を行ってまいりました。

この経験から、小学生期のお子様に起こりやすい歯並び、かみ合わせの問題に対してマウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト 薬機法対象外)でどのように治療することができるのか、ご説明したいと思います。

永久歯が生え始める小学校低学年時に起こりやすい歯並びの問題として

・前歯のガタガタ


小学校低学年時は永久歯が生え始める時期です。乳歯から永久歯へと幅が大きな歯に交換するため、子供の歯の時はきれいな歯並びだったのに急に歯並びがガタガタになったと心配され来院される方も多い時期です。


前歯のガタガタに加えて上の前歯が離れているために右上に永久歯の生える隙間が足りなくなっています。

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約1年間のマウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト 薬機法対象外)での治療で歯並びを整えました。


・6歳臼歯がうまく生えられない


6歳臼歯はかみ合わせの基本となる重要な歯です。6歳臼歯がうまく生えそろわないと先々の生え変わりもうまく進みません。うまく生えてこられない場合に多い問題としては

手前に生えている乳臼歯に6歳臼歯が引っかかってしまうことがあります。


右下の6歳臼歯が手前の乳歯に引っかかってしまいうまく生えてくることができません。手前の乳歯は押されてグラグラになってしまっています。




レントゲン写真でも右下の6歳臼歯が倒れてしまっており、子供の歯の根が吸収してしまっています。

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マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト 薬機法対象外)で治療開始後3か月経ちました。乳歯はいよいよ抜けてしまいそうですが、6歳臼歯は上の歯としっかり噛み合うように整えることができました。


レントゲン写真でも傾いていた6歳臼歯がまっすぐに起き上がっている様子が分かります。


永久歯が生え始める6~7歳時期に起きやすいこれらの問題を、マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト 薬機法対象外)では短期間・集中的に改善することができました。

日本矯正歯科学会アメリカ矯正歯科学会などでは7歳までに一度は矯正専門医で歯並びやかみ合わせのチェックを受けることを推奨しております。

歯並び・かみ合わせのチェックを希望されるお子様をお持ちの方は、是非当院の初回カウンセリングにお問い合わせください。





【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】

① 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2 週間で慣れてきます。
② 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。
また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。