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MA矯正歯科ドクターブログ

こんにちは、東京日本橋エムアンドアソシエイツ矯正歯科の増岡です。

今回は、10月23~25日に開催されたインビザラインのミーティング(Glowing Patients Global Faculty Meeting 2019)に参加いたしましたので、その報告をさせていただきたいと思います。





今回のミーティングは中米コスタリカで開催されました。

日本語表記はコスタリカ共和国、一般的にはコスタリカと呼ばれています。中央アメリカ南部にある国で、南は太平洋、北はカリブ海に面しています。日本からの直行便はありませんので、アメリカまたはメキシコで乗り継いで20時間近くかかります。


中南米の国へは初めての訪問でしたが、コスタリカは緑に溢れてとても美しい国でした。



世界中からマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名インビザライン 完成物薬機法対象外)を数多く行っている先生方が参加されておりました。集まった先生方は、みなさんそれぞれの地域でクリニカルスピーカーをされている指導的な立場の先生方でした。



今回は特に成長期の患者さんのマウスピース型矯正装置(インビザライン 薬機法対象外)治療についてのミーティングでした。日本でも今年の3月に販売が開始されたマウスピース型矯正装置(インビザライン・ファースト 薬機法対象外)について世界中で取り組みが始まっており、私もパネリストとして治療経験についてお話をさせていただきました。



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2日目の午後に行われた地域別のミーティングでは、日本からは私一人の参加でしたが、他にアジアパシフィック地域から参加されていた中国、台湾、タイの先生方とアジア人に多い抜歯症例について有意義なディスカッションを行うことができました。



また、コスタリカにはマウスピース矯正治療の中でも重要な位置を占めるクリンチェックを作成するトリート部門があり、1日目の夜には日本の先生方のクリンチェック作成を担当している担当者のみなさんと普段私が行っているクリンチェック作成指示内容などについての確認をさせていただくことができました。



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また、最終日には北米・南米・ヨーロッパ中東。・アジアパシフィックの各地域から代表して一人ずつの先生方の症例発表がおこなわれ、私もアジアパシフィックを代表して10代の患者様の症例報告を行わせていただきました。



ホテルと空港以外にどこにも移動せず、マウスピース型矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)にどっぷりつかった2日間でした。日本からは20時間ほどかけての移動で時差も15時間ほどありましたので体力的にも疲れた部分はありましたが、それ以上に多くの先生方からたくさんの刺激を受け、非常に充実した実りのあるミーティングでした。



今回の経験を今後の治療に活かして少しでも良い治療をみなさんにご提供できるようにしたいと思います。





【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】

① 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2 週間で慣れてきます。
② 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。
また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。