COLUMN

歯列矯正の基礎知識コラム

矯正治療は自費診療のため、治療期間は長く、費用も高額になります。「できるだけ治療費の負担を下げたい」と思う反面、「治療を受けるからには、絶対に失敗したくない」とお考えではないでしょうか?今回は「治療の質を落とさず・費用の負担を抑える方法」についてお伝えしたいと思います。

【目次】
1、矯正治療の費用を安くする5つの方法
  ・装置の種類を安価なものにする
  ・部分矯正で治せるか検討する
  ・保険が適応されるか確認する
  ・治療費の安いクリニックを選ぶ
   *分割払いで月々の出費を抑える
  ・医療費控除の申請をする
2、お支払い方法についてもカウンセリングでご相談ください

矯正治療の費用を安くする5つの方法

装置の種類を安価なものにする

矯正治療で使用する装置には様々な種類があります。例えば、歯の表面に金属の装置を付ける「ブラケットタイプ」の矯正治療では、患者様の希望に応じてワイヤーの色や付ける位置(歯の表側・裏側など)を選択することが可能です。

一般に、審美性を重視して目立たない装置を選択するほど、費用が高額になります。

マウスピース矯正については、様々なメーカーが商品を展開しています。以前は高額とされたマウスピース矯正も、現在ではブラケット装置と変わらない費用で治療を行っている医院が多くなっています。当院はマウスピース矯正を専門に取り扱っておりますが、使用する装置は安価な製品ではなく、品質への信頼度の高い「インビザライン」や「クリアコレクト」を、患者様の口腔内に合わせて選択しています。

全体矯正を行った場合の治療費が低い順に並べると、

①ワイヤー矯正
②マウスピース矯正
③舌側矯正(歯の裏側に装置を付けるため、見た目には矯正していることが分からない)

このような違いがあります。


関連記事:
マウスピース矯正の種類と特徴(ドクターブログ)

患者様ご本人の中で「装置の見た目」の優先度がそこまで高くなければ、金属のワイヤー矯正を選び、費用を抑えることも一つの方法です。

部分矯正で治せるか検討する

部分矯正とは、気になる部分のみ矯正治療をする方法です。治療する範囲が限られるので、治療費が抑えられる可能性があります。

ブラケットタイプの矯正だけでなく、マウスピース矯正ももちろん部分矯正に対応可能です。例えばインビザラインなら、部分矯正対応の製品ラインナップがあり、全体矯正に比べ半分以下の治療費で治療を行うことが可能です。

関連記事:
部分矯正(インビザラインライト・インビザラインGo)

ただし、ご注意いただきたいのは「部分矯正が適しているケースはあまり多くない」という点です。ご自身で「前歯だけが気になる」と感じていらっしゃるケースでも、きちんと検査を行うと奥歯や他の歯並びにも問題がある可能性が高いのです。

こうしたことを考慮せず、気になる部分だけを動かすと、全体のバランスが崩れ、歯の寿命を縮めたり・噛み合わせが悪くなったり・歯並びが元に戻ってしまったり・・・後々にトラブルになる可能性があります。

部分矯正で治療ができる可能性が高いケースは、
・奥歯の噛み合わせに問題がない場合
・歯の重なり、でこぼこが軽度の場合
このようなケースであり、該当すれば治療期間は半年~1年程度で治療することができます。

実際に部分矯正でトラブルなく治療できるのは上記に該当する患者様や、元々歯ぐきに隙間があって歯が動かしやすい方、以前全体矯正をされていた方で歯並びが戻ってしまった方の再治療などが中心です。

もちろん私たちは、検査や診断をしっかり行ったうえで、部分矯正で治療が可能な患者様には部分矯正をお勧めしています。「部分矯正でできるか診てほしい」という方も多くいらっしゃいますので、遠慮なくご相談いただければと思います。

保険が適応されるか確認する

よく「保険で矯正を受けられませんか?」というご相談をいただくことがあります。

矯正治療を保険適応で受けるためには、国の定めるルールに基づいて、

①保険の対象となる疾患に該当するか?
②保険で認められている治療器具を使用しているか?


といった条件をクリアする必要があります。

①ですが、保険が適応される代表的なものに「顎変形症」があります。顎変形症の矯正治療は、顎の外科手術(~2週間程度の入院)が必要な症例です。ご自身のお口の状況がこうした保険適応のケースに該当するかどうかは、以下の記事を参考にご確認ください。

関連記事:
歯の矯正も保険がきく?保険適用される症例と適用後の負担額(矯正コラム)

また、②の使用する器具についてですが、マウスピース型の矯正装置は保険で認められておりません。「顎変形症」と診断された方をマウスピース矯正で治療すること自体は可能ですが、その場合は全て自由診療にて対応することとなります。

治療費の安いクリニックを選ぶ

保険診療は全国一律の治療費ですが、自由診療の場合はクリニックによって料金設定が異なります。

ならば「治療費が安いクリニックに」という気持ちがしてしまいますが、治療費には歯科医師の経験値・技術料も反映されています。一概に安ければ良いと言い切れませんので、基本的には信頼できる医院を選ばれるのが一番優先していただきたいポイントです。

その上で、支払いの負担を減らすために、月々の支払額を抑えたり・総額費用を抑えたりといった工夫をすることは可能です。

分割払いで月々の出費を抑える

様々な支払い方法を目的に応じて使い分けるというのも一つの方法です。クリニックによって取り扱いは様々ですが、以下のような支払い方法があります。

・クリニックオリジナルの分割システム:
 ローンを組まず、医院の窓口で直接分割払いができるところもあります。金利や手数料がかからない代わりに、支払回数の指定がある場合が一般的です。ホームページに記載されていないこともありますので、一度受付スタッフに「院内分割払い」が可能か確認されると良いでしょう。

・デンタルローン:
 分割払いを希望される方の場合、デンタルローンという選択肢もあります。デンタルローンはクレジットカードに比べて金利が低い・最大分割回数が多いといった特徴があります。クリニックが提携しているローン会社を使用する方法で、事前の支払いシミュレーションも可能です。

・クレジットカード払い:
 お使いのクレジットカードを使用する方法です。設定されている支払い限度額によって使用できないことがありますので、事前にご確認いただく必要があります。

・一括支払いで総額を抑える:
 ローンやクレジットカード払いなどでは金利が発生するため、実際の治療費よりも支払総額は大きくなります。一括で支払うことで、治療費の総額を抑えるという選択肢もあります。


エムアンドアソシエイツグループでは、「頭金0プラン」「月々1万円以下」などのお支払い方法をご用意しています。くわしくは以下のページをご覧ください。

関連記事:
当院の治療費用とお支払い方法について

医療費控除の申請をする

矯正治療の治療費を軽減する上で、医療費控除があります。

医療費控除は、1月1日~12月31日までの治療費が一定額を越えた場合に、所定の手続きを行うことで税金が安くなるという制度です。

ご自身の医療費控除額を計算するためには、

・課税所得額
・1年間の医療費の合計
・保険金など

これらをご用意いただく必要があります。そして、そこに所得税率をかけたものが実際に返ってくる金額となります。
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。

関連記事:
医療費控除の対象と計算方法(コラム)

エムアンドアソシエイツグループでは医療費控除の申請無料サポートもしております。

お支払い方法についてもカウンセリングでご相談ください

エムアンドアソシエイツグループでは無料カウンセリングを行っています。

無料カウンセリングでは、治療内容はもちろんお支払方法や治療費についてもお気軽にご相談ください。

ご予約はお電話、ネット、メール、ラインからも受け付けております。